秋の気配
先日、裏庭のブドウを収穫しました。
5年ほど前にお客様のお庭にブドウの苗を植えた際、
勉強のために自分の庭にも同じ苗を購入し植えたものです。
下の画像は６月下旬の様子です。
まだ青いですね。
結構ほったらかしにしていますが、毎年甘い実をつけてくれています。
品種はたしかバッファローというものだったと思います。
お客様のお庭ではパーゴラに這わせているので、実も立派ですが、
我が家のブドウは狭い場所に窮屈にしているせいか、房が小さいです。
こちらが先日に撮影し、収穫したものです。
房の大きさはまばらですが、甘く，美味しく育っていたので、友人たちにもお裾分けしまた。
庭木には花の楽しみもありますが、果樹にはこうした喜びがありますね。
庭では、ホトトギスが咲き始めました。
秋の気配を近くに感じさせてくれる山野草。
もうすぐ秋ですね。
庭木の剪定，植栽など
草取りから庭づくりまでお庭のことご相談下さい。
ムレノサトウウエキ 牟礼の佐藤植木 佐藤圭次
東京都三鷹市牟礼1-8-7
電話／FAX 0422-26-6450
携帯電話 090-9397-5721
e-mail mureno@satouueki.jp
植栽、その後
天気のよい日が続いてます。
春があっという間に通り過ぎ、すでに初夏の陽気のようです。
雨の振らない日が続いていますので、お庭にたっぷり散水すると
庭の木や草、生き物も喜ぶと思います。
この時期は、次々と草がはえ、芽が出て花が咲くので
日々の水遣りでも庭の変化に心躍ります。
先日、以前に植栽作業をさせていただいたお宅に伺った際にも、作業後にたっぷり散水させていただきました。
こちらのお宅には定期的にお伺いし、アオハダ、アオダモ、ジューンベリー，ソヨゴ、オリーブ、ドウダンツツジなどを提案し、徐々に補植させていただきました。
バラや、下草類はお客様が以前から植えられたもので、それらを整理しつつ，あらたに下草などを追加しお客様のお庭作りをお手伝いしています。
こちらは昨年、あらたに植栽したアオハダ（左）、アオダモ（右）です。
アオハダ 落葉高木 モチノキ科モチノキ属
漢字では青膚、青肌。樹皮が薄く、外皮をむくと青緑色の内皮が現れることから名付けられた。雌雄別株で雌木には秋にソヨゴのような小さな赤い実を付ける。
淡い緑色の花は小さくてあまり目立たない。
幹がしなやかで，すらっとのび、立ち姿が美しい落葉樹。
６月頃に枝先に白色の小花を密生させる。
木製のスポーツ用品、特にバットの原料として有名。
どちらの樹木も自然樹形が美しく、庭に柔らかな印象を与えてくれます。
成長も比較的遅いので、維持管理もしやすいとおもいます。
植栽部背面の木製フェンスも以前に施工させていただきました。
資材は硬質木材で知られているウリン材です。
フェンス施工以前はマサキの生垣があり風通しも悪く、重い雰囲気でした。
お客様と相談し、目隠しをかねつつ風通しの良い縦格子のフェンスにしました。
こちらのお宅ではいろいろと一任していただき大変感謝しています。
これからも多くのお客様とお庭作りをしていければと思います。
庭木の剪定，植栽など
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荻窪の植栽
先月、荻窪にて新築集合住宅での植栽工事を行いました。
お施主さんの建替え前のお庭のお手入れをしていたのですが、
今回、新築工事にあたり、植栽を任せて頂いたことに感謝いたします。
植栽の樹種などは、お客様の要望を確認しながら、ご提案させていただきました。
高木はヤマモミジ、ヤマボウシ、ハナミズキ、ジューンベリーなどの落葉樹中心にして、軽やかな雰囲気にしました。
お客様からの要望で野鳥が好む樹種も多数、植栽してあります。
常緑樹ではヤマモモ、ソヨゴなどの実なりもの。落葉樹では高木で入れた樹種以外ではグミ、ユスラウメ、ブルーベリーなどを植栽してあります。
低木類は種類を多く使うとうるさくなるので、ドウダンツツジ、アセビ、オオムラサキツツジ、サツキツツジのみにしてあります。
個性的な建物なので、それを邪魔しないように植栽はなるべくシンプルに、派手にならないように、を心がけました。
写真ではまだ植栽のボリュームがさみしく感じますが、数年後の姿を想像し、ゆったりと植栽しました。
ひとまずは、夏の緑の盛りの頃を楽しみに…。
今後、お手入れの際などに樹木の生長を追記したいと思います。
最後に、こちらの集合住宅のことですが、気になる方は『荻窪家族』で検索してみてください。新しいコンセプトの共同住宅で興味深いです。
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木の下の春
春になり樹々の芽吹きや、サクラの開花など
外に出ると、なにかと上を見上げることが多くなります。
しかし、ふと足元を見れば、土の上にも春の訪れを感じることが出来ます。
今回は庭で見つけた土の上の春を紹介します。
その名の通り、芽出しの頃の新葉が破れた傘のような形をしています。
初夏には花も咲きます。
一重、八重、白花や黄花などの幅広い園芸品種のあるヨーロッパ原産の外来植物です。
小ぶりな花で楚々と咲き、周りの植物にも調和しています。
バイカカラマツ キンポウゲ科カラマツ属
園芸品種も多く、写真手前が八重咲、奥が緑花のバイカカラマツです。
こちらも北アメリカ原産の外来植物です。
イチリンソウ キンポウゲ科イチリンソウ属
蕾をつけて、頭をもたげた姿がかわいらしいイチリンソウ。
本州から九州の野山に生える代表的な山野草です。
こちらはイチリンソウ属の八重咲きのニリンソウです。
一茎から二輪の花が出ています。
ヒトリシズカ センリョウ科チャラン属
北海道から九州まで広い範囲に分布する山野草。
山野の林床でひっそりと咲く清楚な姿から、静御前になぞらえてつけられた名前です。
４枚の花弁が細く突き出し、碇のような特異な形をしています。
花も一般的な淡紫色や黄花など多くの園芸品種があります。
今回は、手近に我が家の庭の春を紹介させていただきました。
数年前からちょこちょこ植え始めた山野草ですが、毎年この時期にきちんと芽を出し、花をつけてくれます。
明るい木陰を好む山野草を、庭木の足元に植えてあげる…。
庭木の花もよいものですが、足元にしゃがんで気づく春もいいものだなと思います。
三鷹で植木屋を独立開業して５年目になります。
日々の覚え書きとして感じたことなど書いていきたいと思います。
